12/16の殴り書き

M-1準決勝見て思ったことまとめようと思ってたのに。

殴り書きたいことが出てきてしまった。

 

もやもやが止まらない。

「芸人芸人芸人」Vol.2での、放送作家高須光聖氏のかが屋評。

もう寝室の電気を落としてしまったし、今読み直すこともしないけれど。

 

暗転で場面を切り替える演出がテレビ向きでないと。それはわかる。それはわかるけれど、「もっと他のネタがあったのに」 とあえて言うべきだったのか?

 

確か伊集院光氏も空気階段のネタを見て「タクシーのネタをやらなくても」といったことを言っていたような。

素人のわたしからは彼らの意図は全く計り知れないが、苦言なのか?アドバイスなのか?それとも、「あんたらのネタ、見てんで」 というアピールなのか。

 

彼らがそのネタで勝負している以上、何か言いたいならあくまでネタの面白い面白くない、ここがどうだった、あそこはこうすべきなどに終始してほしいと思ってしまう。

決勝の審査員が言うのはギリ許せる。

キングオブコントのルールも関わってくるからこれまたややこしいけれど…

(書いてて気づいたけど、高須氏は準決勝の審査員だったのでは???)

 

まあいい。話を元に戻して、高須氏のかが屋評以外もなんとなく「そうじゃないんだよなぁ」というものばかりで。対談相手の白武ときお氏が「僕はこう思います」というのをはっきり言ってくれていたのは良かったのだけれど、お互いの感覚が並行線を辿るばかりで対談としてピンとこなかったような。

それぞれのインタビュー、特に白武氏の話はもっと聞きたいと思ったし、作家同士でなくもっとコント界隈のひとだったらかが屋についても「いやそうではなく」 と斬り込んでくれたのかも。

 

今年はキングオブコントの次に、M-1ではなくTHE Wの決勝が行われた。

一昨年昨年にあった、副音声の松本高須コンビの企画がなかったのは残念だと思ったが、大会としても番組としても、以前に比べて抜群に面白かった。

 

まだM-1決勝が来ていない段階でも、なんとなくわかる。正直彼らや彼らがもたらす感覚がちょっとしたお荷物になっているんじゃないか。なんとなくだけど。

 

はっきり言ってわたしは松本高須信者である。狂おしいほどに。

だけど、今の彼らはそこはかとなくズレている。

悲しいけれど認めないといけない。

もちろん、ダウンタウンの番組は面白いし、お笑い界のトップであることには変わりないと思う。

でも、下の世代や今のお笑いライブシーンの延長の賞レースやバラエティまでもコントロールすることはできないし、する必要もない。

 

数年前なら、お笑いの賞レースの審査に彼らが関わっていても何の違和感もなかったと思う。

でも、このまま進めていってもし彼らの存在がなかったらと考えたときに、すべてがうまく回りそうな気がするのなら、意外や意外、THE Wがイチヌケしたことになるのかもしれない。

 

それでも、「ダウンタウンのことを一切知らない」という芸人が出てくるまでは、バラエティのトップでいてほしいというわがままも言っておく。